◆利き手の甘皮処理が上手にできない時はどうすればいいの?
利き手の甘皮処理ができないというのは良く聞きますね。
上手にできるというか、失敗しないためにできることをするといいと思います。
甘皮をふやかすだけで甘皮処理は格段に変わります。
お湯に浸けるだけでも違いますし、お風呂上がりにするだけでも違います。
また、ニッパーやカッターなどを使うことで深く切りすぎる方も多いようですね。
これも深く切りすぎたりガタガタになってささくれの原因を作ったりしてしまいます。
まずは、お風呂上がりなどに爪に付いている薄皮のケアをするのもいいと思います。
それだけでもリフトの原因はなくなりますからね。
何よりも皮膚や爪のトラブルになるような無理なケアはしない方がいいですね。
◆ウォーターケアとドライケアの違いは?
甘皮処理でも、ウォーターケアとドライケアの二種類があります。
「どこが違うのか?」「肌にいいのは?」「爪が傷みにくい方法って?」などのご質問も受けますので
こちらの方でウォーターケアとドライケアの違いについて紹介していきましょう。
・ウォーターケア
ウォーターケアとは主にお湯などで甘皮を柔らかくしてから行なう甘皮処理のことを言います。
ネイルサロンなどで行われている甘皮処理のケアはこちらに入りますね。
ネイルサロンのやり方では手間がかかって面倒と思う方でも簡単にできる方法もあります!
ご自宅にある小さめのボウルなどに指が浸かるくらいまでの40℃くらいのお湯を用意しておきます。
市販のものでも薄皮を柔らかくするキューティクルリムーバーもありますが、
お手軽な方法ではハンドクリームなどを塗ってお湯に指を浸けるだけでも甘皮処理がしやすくなります。
甘皮をふやかして、タオルドライします。その後に甘皮処理を行ないます。
甘皮処理の方法はウッドスティックを使ってもメタルプッシャーを使ってもOKです。
最後にキューティクルオイルを塗ってウォーターケアは終了です。
・ドライケア
ドライケアは主にネイルサロンでもジェルネイルやスカルプチャーの前にリフト防止の為に行なう甘皮処理のことをいいます。
ウォーターケアに比べると簡易的な甘皮処理だと言えますね。
ネイルサロンなどで急にガシガシとプッシュアップをされて、爪が少し削れているようで…。
困惑される方もいるようですが、基本的なドライケアなので問題ありません。
手には何も付けずにダイレクトにメタルプッシャーでしっかり甘皮を上げていきます。
ここで、「爪が少し削れているようで…」という不安があると思います。
ジェルネイル、スカルプチャーなどは、硬化したりミクスチャーを爪にしっかり固定するためにヤスリをかけます。
プッシュアップをしないでも、爪の表面を削ることになるのでそこは特に気にする必要はないと思います。
キューティクルニッパーもしくはキューティクルカッターでしっかり甘皮をカットします。
保湿はドライケアでも同じなので、キューティクルオイルでしっかり保湿をします。
ウォーターケア、ドライケアどちらも甘皮処理なのですが、爪に優しい、ダメージの少ない方法はウォーターケアですね。
ドライケアは簡易的な甘皮処理だと思ってください。
ご自身でケアをされるなら、ウォーターケアをおすすめしますね。
ドライケアはいけないとは言わないですが、ケア後のフォロー、アフターケアをしっかりする必要があります。
また、マニキュアだけという方にもドライケアでもプッシュアップはあまりおすすめしませんね。
健やかな爪を保つ為のケアなら断然ウォーターケア、ジェルネイルなどリフト防止にするならドライケアをおすすめします。
<まとめ>
いかがでしたか?
ネイルアートもどんどん新しいものが出ているように、
自宅で出来る甘皮処理、ネイルケアなどもたくさんあります。
なぜ甘皮処理が必要なのかということも考えながらケアをしていくだけで
ネイルを傷めないようなケアができると思います。
ネイルと同じように甘皮処理も楽しんで頂きたいなと思います!