甘皮処理、やりすぎることがいいわけではないかも!?
◆甘皮処理の必要性
甘皮処理が必要か必要ではないかというと必要だと言えます。
キューティクルにしても、ルーススキンにしても伸びすぎることで
爪の老化、指先の乾燥、ささくれなどの原因になることがあります。
また伸びすぎた甘皮は水分や脂分を持っていってしまうので、
乾燥しやすい季節には特に甘皮処理をすることをおすすめしています。
爪が伸びると切るように、甘皮処理も伸びすぎた甘皮の処理をすることで
指先の潤いを保てるので、適度な甘皮処理は必要ですね。
キューティクルオイルやハンドクリームなどを一緒に使うことでより指先も綺麗になるので、
そういったアイテムも併用するといいですね。
また、マニキュアやジェルネイルをする方は
こまめにキューティクルオイルを甘皮部分に塗ることで乾燥から指先を守ることもできます。
セルフネイルをする上でも、一緒にケアをするだけで指先の印象も変わるので、
ネイルをする方は特に甘皮のお手入れは必要と言えます。
◆甘皮処理をやりすぎるとどうなる?
なぜ甘皮処理の頻度が月に一回程度でいいのかというと、
甘皮処理のやりすぎは爪の成長に必要な甘皮まで処理してしまい、
乾燥、皮膚の炎症、もっとひどくなると爪が伸びなくなってしまうこともあります。
甘皮はネイルアートをする上では邪魔になる部分なのですが、
プロは必要な部分を残してアート自体も爪の根元から1㎜程度離した場所から施術します。
伸びすぎた甘皮はよくないですが、甘皮処理をやりすぎて皮膚の疾患になる方がもっと良くないのです。
甘皮処理でも「必要な甘皮を残して」とよく言いますが、頻度もカットする甘皮の部分もやりすぎはよくありません。
つい気になって甘皮処理や薄皮を爪で削ったりしてしまうのもわかりますが、
甘皮処理をやりすぎるくらいなら、毎日キューティクルオイルを塗ってあげる、
ハンドクリームでマッサージをするといった方が甘皮にも手自体にも効果的ですね。
◆甘皮処理をするとささくれが増えるって本当?
甘皮処理をするとささくれが多くなるというのは事実ですね。
正確にいうと間違った甘皮処理をしてしまうとささくれが出やすくなります。
なぜ、甘皮処理をするとささくれが多くなってしまうのかということなのですが、原因は2つあると思います。
▶︎甘皮を多くカットしすぎている
▶︎甘皮処理の後のケアをしていない
一つ目の甘皮を多くカットしてしまっているというのは、
先述で何度か言っているように必要な甘皮も処理してしまっている可能性があるということです。
爪を長く見せたい、アート部分を増やしたい、その気持ちはわかりますが、
少し甘皮を残してカットするだけでもささくれも少なくなると思います。
また、プロでも甘皮をガタガタに切ってしまうことで、
そこからささくれになることもあるので
まっすぐに甘皮を繋げて切るようにするとガタガタにならないのですが、とても難しい技でもあります。
二つ目の甘皮処理後のケアもとても大切です。
上手に甘皮処理をしていても乾燥の多いシーズンになると何もしていなくても乾燥でささくれが目立つことがあります。
甘皮処理をしているのであれば尚更、
しっかりキューティクルオイルやハンドクリームなどを使って指先の保湿を心掛けるようにしましょう。
今では爪の美容液もありますよね。
セルフでそういったこまめなアフターケアをするだけでもささくれが目立つことも減りますよ。
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